「ありがとう」のリレープロジェクト ご報告

2020年12月31日
運動 沖縄地区協議会

 

この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された方々には、謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。

沖縄地区協議会では、新型コロナ感染拡大の影響により、家庭への負担が少しでも軽減されればと、4月末から沖縄市の学童、名護市の子どもの居場所や家庭へお弁当を、そして、うるま市や宜野湾市の社協へはお米を提供して参りました。

8月21日には、 与那原町社会福祉協議会、南風原町社会福祉協議会へ、各、お米50キロ(1袋1キロ×50袋)を寄贈致しました。

 

 

(沖縄地区協議会、島尻青年会議所のメンバーにて出席)

 

そして、10月12日には、北谷町社会福祉協議会へお米100キロ(1袋1キロ×100袋)を寄贈致しました。

 

(沖縄地区協議会、沖縄青年会議所のメンバーにて出席)

 

皆様からの協賛のお陰で寄贈が出来ましたことを、心より感謝致します。誠にありがとうございました。

寄贈した際の「ありがとう」のリレーチケット(233枚)は全て、協賛頂いた皆さんへ責任を持ってお届けしました。

 

(「ありがとう」のリレー、返信メッセージより①)

 

多くの皆様へ感謝を込めて、本事業の動画を作成致しました。以下、URLにてご覧くださいませ。

 

 

(「ありがとう」のリレー、返信メッセージより②)

 

今回、この運動を通して、とても印象的だった言葉は、「コロナによって、支援を望む人が声をあげやすくなった」ということです。

 

各社協から伺ったのは、物資や経済的な支援が本来は必要にも関わらず、今までは、「まだ大丈夫」と、限界まで助けの声をあげにくい現状があり、「支援したいのにできない」という、歯がゆさもあったそうです。それらがコロナによって、支援を望む、受けることを躊躇することなく声をあげやすくなった環境により、最悪の事態を回避できたり、「人は助け合っている」「支え合ってもいいんだ」という、人々の連携や絆、地域へ心を開いてくれてきたと細部に渡る現状の把握や支援への課題を直視することができたそうです。

 

まさに、この運動がSDGsの全てが集約された「誰一人取り残さない」の一助を担う事業だと実感しました。

 

更には、北谷町社会福祉協議会からは、このような個人的なメッセージやりとり(お礼など)は今までなかったので、モデルケースとして取り入れたいと嬉しい反応がありました。JC運動が行政への手本となるのを示すことができたのではないかと、ありがたい波及効果ともなりました。

 

(11月25日 北谷町社会福祉協議会より渕辺会長へ感謝状が贈呈されました)

 

運動を継続的に行ったことで、益々、沖縄地区協議会が福祉の分野にも寄り添い、課題解決に向けたパートナーシップを深めることとなったと実感しております。また、マスコミにも取り上げられたことで、沖縄地区協議会のみならず、各地青年会議所の運動を社会へ継続的に発信できたと実感しております。

 

多くの「ありがとう」のメッセージから、我々の運動が地域に寄り添い、現状の声を少しでも汲み取ることができたと思います。今後も持続可能な運動展開となるよう、次年度へしっかりとバトンを繋いでまいります。

 

 

プロジェクト担当者
Next Revolution推進会議 議長 仲原 和香乃