【宮古地域の派遣費問題と子どもの体験を応援するシンポジウム】
2024年3月2日
フォーラム
JCI宮古
部活動やクラブ活動において、宮古島市では県大会から、多良間村では地区大会から島外遠征となり、毎度費用を捻出する保護者は負担軽減のため各々で募金活動を行なっている。また、島の代表となる個人、チームでありながら、経済的な理由で挑戦の機会を失っている子どもたちがいる現状がある。
派遣費を負担する保護者、派遣費を補助する行政と民間企業とで、派遣費問題に関する宮古圏域の現状共有と解決策を模索することを目的とする。保護者を中心とした資金造成イベントの開催も見据えて、各家庭の負担を減らす方法を考えるシンポジウムを開催した。
ボリュームのある内容のため二部構成とし、民間、行政、当事者側の三者でパネルディスカッションを行った。民間側としては、県内各地で派遣費問題に関する事業をされているみらいファンド沖縄の平良斗星氏、八重山で派遣費のための資金造成イベントを主催した(株)ハブクリエイトの喜納正雄氏に登壇いただき。行政は、宮古島市長と多良間村長。派遣費問題に実際に直面した当事者側として宮古島出身で元Jリーガーの上里一将氏に登壇いただき、各視点から議論が行われた。